一家に一冊「カラー版 細胞紳士録」

私は一つの生であるけれども、約60兆個のケナゲな細胞たちの集まりであって、その細胞は役割を果たし、覚悟の死を遂げて入れ替わっていきます。
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「カラー版 細胞紳士録」藤田恒夫・牛木辰男著(新赤版880)
フルカラーの文庫本で、とにかく写真や絵が豊富です。

細胞の「紳士録」なので、自分の体で活躍中の細胞たちについて、擬人化して、個性あるキャラクターとして紹介しています。細胞の生まれ育ち、どこにいて、どんな姿をして、どんな仕事をしているか?そして、どんな死を迎えるのか・・・なんていう話が、ギュギュっと詰め込まれています。一種類の細胞について毎回4P読みきりなので、興味のあるところから読んでOK。いたるところに気のきいたギャグも盛り込まれて、魅力ある細胞キャラクターにますます愛着が沸きそう。

例えば、「赤血球」は、核を持たない細胞だから「非核宣言 赤血球」。いろいろな種類があるリンパ球は「警備会社の多彩な社員」で、その中の「殺し屋・NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が、癌細胞にアポトーシスをさせる毒を注入する様子の写真もあり、わかりやすく解説されています。

赤血球や白血球を知っていて、歯や骨はどうやってできるの?とか自分の体についてシンプルな疑問があれば、大人でも子どもでも、いつでも楽しめる優秀な本なんです。

後から気が付いたんですけれど、地元の新潟大学の先生方が書いた本なんですね。新潟大学の電子顕微鏡技術のレベルの高さには定評があるようです。

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